500名を越える宿泊客の台所を預かる緊張感
ユーザーの利用実績と評価・・・水上温泉水上館
 水上温泉は、利根川の水源にほど近い、四季の彩 り豊かな歴史ある温泉街。新緑、避暑、紅葉、スキーと、四季それぞれの顔を楽しめる水上温泉のなかで、利根川のほとりにある水上館は、谷川岳を望んで、まさに自然の恵みを感じさせてくれる場所にある。日々の疲れを癒すのに相応しい優雅な造りと、様々な楽しみ方ができる広い温泉は、清潔感漂う設備と行き届いたサービス、四季折々の食材を活かした自慢の料理と相まって、水上温泉を代表する旅館として有名だ。 この水上館に、サニコムシステムが導入されたのは、O-157が日本中を震撼させた翌年のこと。現在は、調理場で5台が稼働している。システムは、夜間に1回、30分間タイマーで稼働している。手間といえば、薬剤の補給だけだ。
利根川側から水上館を望む
【調理場・全景】 最大520名の宿泊客の食事を作る調理場は、さすがに広さを感じさせる。衛生面 には十分に注意を払ってきたが、このシステムの目に見えない敵に対する効果を期待している、と板前長。

【一台目】 一台は、焼き物、揚げ物、盛りつけをする広い調理室に設置されている。  【二台目】 生ものを扱うスペース。ここだけが仕切られていて、ひんやりと寒い。傷みやすく安全により注意が必要なこの部屋専用に一台設置されている。【三台目】 一台は、調理場の入り口に。出入りの多いところだけに、万全の気配りが必要だ。

【四台目】【五台目】四台目と五台目は、それぞれ配膳ルームと従業員専用の食堂に置かれている。従業員の健康と安全も、ひいてはお客様の安全に直結する。

システムの導入のきっかけは、新聞の記事だという。「お客様相手のことですので、日頃から、衛生管理についての情報は、できる限り集めてきました。新聞に載ったサニコムシステムの記事に目がとまり、資料を取り寄せてじっくり検討しました。」と、木村社長は語ってくれた。 「まず第一に、目に見えない菌に対して、隅々まで効果を期待できる点がポイントです。人間の手での消毒より、すみずみまで安全性が高まるという期待がありました。」 「新聞や資料による細菌類に対するデータも、性能を信頼する情報として価値がありました。きちんとした使い方をすれば、細菌類に対して大きな効果 がありますね。そして、タイマーで完全に自動的に稼働してくれますので、手間もほとんどかからず、助かっています。」 サニコムシステムの消臭効果にも注目しているという木村社長。安全や環境に対する投資は、できる限り確実に行っていきたいという。

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